ブキメラ旅行記(その2:釣り、レンタサイクルなど)
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ちゅんちゅん。
ブキメラ2日目の朝は、それほど早くもない。
前日のドライブやオランウータン島、その後の散歩など、それなりに体力を使ったため、皆爆睡w
今回宿泊した、ブキメラレイクタウンリゾート 格安ホテルなのに朝ご飯も付いていたので、とりあえず朝ご飯へ。
をぉ!
海じゃないけど、湖畔で湖を見ながらの朝食もええのぅ♪
なんかリゾートっぽくて、癒されるわぁ〜
子どもたちは花より団子で、湖なんか見ちゃいないわけですがw
太郎「父上、今日は何をするんですか?」
わし「ふっふっ。よくぞ聞いてくれた! 今日はここに来た最大の目的でもある、ウォーターパーク&エコパークやぁ!」
わし「こうで、こうで、こうやでぇ〜!」
太郎「おぉ、めっちゃ楽しみです!!」
次郎「ぼくも、早くでかいウォータースライダー乗りたい!!」
よめ「私は、いいかな・・・」
朝食後、チケット売り場に通りかかり、金額の確認など。
わし「う〜む、しかしこのリゾートは寂れてるせいか、客が全然おらんのぅ。貸し切りみたいでほんまらっきぃや♪」
次郎「ウォータースライダー乗り放題だね!」
しかし・・・
チケット売り場がまだ開いてない。
何時からオープンなのか、通りかかったスタッフっぽい人に確認。
わし「あの〜、このチケット売り場 何時になったら開くんでしょうか?」
店員「えっ? 今日はお休みら〜。明日なら開いてるら〜♪」
わし「え”っ!!」
つぶらな瞳で、わしを見つめる次郎・・・
次郎「ねぇ、お父さん、何時に開くの?」
わし「まぁ、あれやね。24時間後くらい?」
次郎「えっ?」
太郎「今日はやってないって・・・」
わし「まぁ、起こったことはしょうがない。気持ち切り替えていこぅ!」
太郎「そうだよね♪ 湖もあるし、なんか色々遊べそう♪」
次郎「ウォータースライダー、乗りたかったなぁ・・・」
わし「明日、いくらでも乗れるがな♪ レンタサイクルがあるらしいから、とりあえずそれに乗ってみよう♪」
ちゃりんちゃりん。
あっ、おにいさ〜ん!
レンタサイクル、大人2人、子供2人ね。
いざ、しゅっぱ〜つ♪
この湖、かなり大きいから一周したら かなりの大冒険やで〜♪
漕ぎ始め、5分後・・・
同じ敷地内の高級ヴィラ。
ここなら夜も、ヴィラのバルコニーから釣りが し放題らしい。
次回は、こっちにするかの♪
そして、さらに自転車を漕ぐこと1分・・・
わし「サイクリング サイクリング、やっほ〜♪」
太郎「父上・・・」
わし「どうした太郎? 旅はまだ始まったばかりやで♪」
太郎「道が終わってます・・・ ここまでなのでは?」
わし「ありゃりゃ、ほんまや。湖一周できないのかな? じゃUターンするか」
そして、来た道を戻り、スタート地点を通過し、5分後・・・
太郎「父上・・・」
わし「皆まで言うな。わしが悪かった。まさかこれだけ広大そうなリゾートなのにレンタサイクルエリアがこんなに狭いとはw」
とはいえ運動を兼ねて、レンタサイクルの時間いっぱい、ひたすら狭いエリアを往復しまくる じゅごん一家w
わし「いや〜、充実したサイクリングだったな」
太郎「父上、お言葉ですが、同じところを5往復くらいしただけです・・・」
次郎「ストレイツキーのレンタサイクルより狭いんじゃない?」
わし「こほん。まぁ長い人生、そういうときもある。たまには遠回りもいいじゃない、にんげんだものw」
次郎「せっかく来たんだから、なんか面白いことしたいよぉ!」
わし「よし分かった。ここに来た第二の目的、釣りをしよう!」
太郎「やった〜♪ ぼく、この竿 早く使いたかったんだ♪」
わしの日本出張土産の釣り竿を手に、盛り上がる太郎♪
そして釣り竿一つでは足りないので、スタッフに聞いた敷地内のミニマートに必要なものを買いに行くことに♪
そして、ここで釣り竿以外にも、見つけてしまったのですよ、とんでもないものをw
実は初日に書き忘れましたが、ブキメラはローカル色が強いせいか、アルコールを置いている店がほとんどないんですね。
このリゾート内のレストランですら、置いてないというw
で、期せずして初日は数カ月ぶりの休肝日になったわけですが、このミニマートで夢にまで見たタイガービアも発見!
これからお泊りでブキメラに行かれる方は、ミニマートでビールゲットできますよw
さて、必要なものを買ってレイクサイドにとんぼ返り♪
釣竿持って、とりあえずルアーつけて、るんるんるん♪
(ちなみに釣りは有料ですw 自分の竿を持っていれば、一日釣り放題でたしかRM15くらいだったかの?)
さて、どこで釣ろうかな〜♪
まずは定番、埠頭の桟橋から♪
30分後・・・
全然、釣れんな・・・
さらに先に移動。
30分後・・・
テンションだだ下がりの太郎、次郎w
何回かルアーを変えたものの、当たりすら来ない・・・
太郎「父上、全然釣れませんね」
わし「そうだな。ウォーターパークも休みだし、お魚さんも今日はお休みの日かな?」
次郎「・・・。」
わし「ふぅ、仕方ないのぅ。おまんら、なぜ釣れないか分かるか?」
太郎「そもそも魚がいないとか?」
次郎「安い釣り竿だから?」
わし「ちが〜う! 安い釣り竿はそのとおりだけどw おまんらの竿の先には何がついている?」
次郎「ルアー?」
わし「そや。人より成功するためには、人より一手間多くかけねばならん。ルアーってずいぶん楽してない?」
太郎「そうか!」
岸に走り出す太郎。
太郎「これか! やっぱり、これだよね!!」
餌用の缶詰のコオロギw
わし「そや。おまんら、気持ち悪い、とかルアーに逃げてたけど、そういうもんやない。お魚さんの立場になって考えてみい。魚っぽい形した化学薬品たんまりのプラスティックでできたルアーと、栄養満点、缶詰で品質管理もバッチリの美味しそうな本物のコオロギ、どっちが食べたい?」
次郎「ぼくはどっちも嫌だけど・・・」
そして・・・!?
3時間後・・・
太郎「父上、釣れませんが・・・」
わし「まぁ、そういう日もあるw」
次郎「ぼくは、こうなるんじゃないかと、うすうす思ってたけどね」
脱力する3人・・・
よめ「どう? 釣れた〜? ♪」
とっくにホテルに戻って仮眠を取り、元気モリモリの嫁ちゃんが帰ってくる。
よめ「あぁ、だめ? だから一緒に帰ってホテルで寝てればよかったのに♪」
わし「夕日が・・・ 綺麗だな・・・」
太郎「そうですね、父上・・・」
わし「釣りは、釣れたかどうかじゃない。その過程でいかに創意工夫して頑張ったかだ。分かるな?」
太郎「そうですね、父上・・・」
よめ「ねぇ、もう釣りいいでしょ? どうせ釣れないし。晩ご飯食べに行こ♪」
こうしてブキメラ2日目は、3名が廃人となったのであったw
3日目、リゾートらしい楽しいことは何か起こるのか?
さらなる悲劇?
じゅごん一家に襲いかかった、衝撃の『ある事件』とは!?
君は生き延びることができるか!?(ガンダム風にw)
次回、ブキメラ旅行記3日目、乞うご期待w