2017年8月日本一時帰国編その1(鍋割山登山)
2017/08/26
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いや〜、長い間更新滞っておりスミマセン・・・
日本一時帰国のドタバタで全然ブログ更新できませんでした。
で、ようやくペナンに戻ってきて、ブログが書けるというw
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いつも応援クリックありがとうございます♪
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日本に一時帰国し、ペナンで歓待した義理の弟の家で、いつものように飲んだくれている際に・・・
ちなみに蛇足ですが、このアジの酢じめは嫁ちゃんが義理の弟に習い、作ったもの!
めっちゃ、うまし!!
是非、ペナンでも再現して欲しい♪
そして・・・
義弟「太郎、次郎は富士山に登りたいって行ってたけど、日帰りだとさすがにきついかな」
わし「確かに。あいつらペナンに移住したにもかかわらず、日本人より もやしっ子やからw」
義弟「鍋割山にしようか。山頂で名物の鍋焼きうどんもあるし、初心者向けらしい」
わし「をぉ、山頂で食べるうどんもうまそうですね。初心者向けなら太郎次郎、嫁ちゃんでも問題なさそうだし♪」
そして翌日。
ちゅんちゅん。
鍋割山登山の朝は早い。
登り4時間、下り3時間と言われる登山道で、登頂が遅いとうどんが売り切れるからだw
義弟の車で登山口まで。
この時点で標高300m
山頂が1300mくらいだから、あと1000mのみw
結構余裕かな。
最初は住宅街を歩くw
所々にある標識を参考に山に近づいていく。
う〜む、のどかやぁ♪
登る山はどれかな〜。
そして入り口で記念撮影♪
この後、何が待っているかも知らずに、皆笑顔・・・
ペナンヒルがごとく、舗装路が続く。
う〜む、登山感ゼロだなw
さすが初心者コース。
と思っていたら・・・
橋!
これこれ!!
雰囲気出てきたぁ♪
やはり登山といったら橋でしょw
ちなみに山頂まで7kmくらい。
その2/3くらいが比較的平坦な道。
そして残り1/3くらいになった時点で、写真を撮り忘れましたが、ボランティア募集の看板。
大量のペットボトルに水を満タンにしたものが山積み。
「お礼はないですが、持って来ていただけると嬉しいです」
とのこと。
ちなみにガソリン10kg、などというものもありましたw
今までのようなユルイ道なら2,3本持っていってもいいけど、天候もちょっと不安定。
とりあえず無理せずに、何も持っていかないことに。
ペットボトルを持っていかなかったのに、すでにバテバテのメンバーw
やはり持ってこなくてえがった♪
そして・・・
急に道が急勾配に!
危なかった〜〜〜!
ペットボトル持ってきたら、絶対に体力切れやw
しかし、2/3は平坦なルートで、最後のキツくなるところからボランティア募集とは、鍋割山やるのぅw
さらに・・・
とうとう雨が降ってきたなどw
傘で登山w
しかし、登山道が川に見えるで、ほんまw
道なき道を、進み続ける。
しかし、これで初心者コースとは、まじかいな。
ちょっと足滑らせたらヤバいレベルやで・・・
霧も出てきて、スタコラサッサと先に行ったガテン系の義弟と次郎はもう見えない。
嫁ちゃん&太郎をサポートしつつ、どんどん登山ペースは落ちていく。
義弟よ。
わし一人では、嫁ちゃん&太郎はカバーできない。
こういう時のために一緒に来ているのではないのか!?
おいてかないで〜〜〜w
気のせいか、周りも暗くなってきたような・・・
ほとんど魂が抜けて、抜け殻になりつつある嫁ちゃんw
一葉「ここから先は隠り世(かくりよ)…あの世のことやわ。
戻るには、あんたらのいっとう大切なもんを引き換えにせにゃあかんよ」
もう、霧もあいまって、一人【君の名は。】状態w
そして踏ん張り続け、なんとか山頂!!
とても記念撮影とは思えない、魂の抜けた面々w
温かいところに入り、少し生気がよみがえるメンバー達w
そして、このために頑張ってきたという・・・
ばばば〜ん!
鍋焼きうどん♪
山頂とは思えないほどの具材の豊富さ。
そしてちょっと甘めのダシ汁が、また今の状況にめっちゃ合う♪
うまい、うまいぞ〜〜〜!
肉体的&精神的疲労、寒さなども相まって、うまさ100倍♪
生きてて良かったw
しかし、そんな楽しい時間も長くは続かない。
わし「天候も悪くなって、ちょっと暗くなってきた。あの山道、暗くなったらほんとに降りれないと思うので早めに出ましょう」
義弟「そうだな。 ちゃちゃっと食ってさっさと下山しよう」
絵に描いたような『ガーン』という顔をする太郎、次郎、嫁ちゃんw
でも、ほんに危ないので早めに降りるしかない。
そして山小屋入りして30分経ったかどうか位で、急いで下山。
行きは、川などで足が濡れないように気にしていたのが、今では靴が濡れまくり、かっぽんかっぽんw
というか、川の中を歩いている気分・・・
そして、雨はどんどん強くなり、気がつくと・・・
山道というより、もはや川w
義弟「急げ! まじでヤバいぞ!!」
義弟のかけ声の中、必死に早歩きし続けるじゅごん一家。
皆、疲労もピークだけど、暗くなってきて、さらに雨は激しくなり、登山道は川になり。
生死のピンチということを肌で感じるせいか、弱音も吐かず、ひたすら歩みを進める・・・
そして気がつくと、難所の1/3をクリア。
ここを超えれば、多少暗くなっても大丈夫♪
そこからは多少ペースを落とし、リラックスムード♪
すると・・・
ミミズかな? と思ったら、まさかのヒル!
そういえば登山口でも山ヒルに注意!って塩を置いてたな。
こんなんに噛まれたら一大事やw
そしてそれから数時間。
なんとか一人の負傷者も出さず、無事下山♪
わし「いや〜、まじでヤバかったな。暗くなって登山道が川になってきたときは嫁ちゃん置いてくしかない、思ったわw」
よめ「もう二度と山登りはしないから!! こんなに危ないって知ってたら来なかった、ぷんぷん」
義弟「いや、ほんとキツかった。みんなよく頑張った!!」
次郎「ぼくは結構余裕だったよ♪」
太郎「ぼくは、こう、何か、もう一つ精神的に高い次元に登れた気分だよ。生きてるって素晴らしいね」
わし「まぁ、みんな色々きっつい体験だったと思うけど、この体験でもうひとつ強い人間になれたと思う。しかし、ほんま誰も怪我しなくてえがったw」
太郎「お父さん?」
わし「ん、なんや?」
太郎「ズボンに血がついてるっぽいけど?」
わし「なんや、これ?」
ズボンをめくると・・・
わし「うわっ! ヒルやん、これヒルやんか!! ヤバい、ヤバいって!! 取って、誰か取って〜〜〜!!!」
義弟「無理矢理取ると皮膚ごとやられる。塩を振れば自然に剥がれるから」
塩を振ると、うにゅにゅ〜、と縮こまり、ぼてっと地面に落ちるヒル。
そして、吸った血を地面に吐き出し、一面わしの血だらけw
さらに気がつかなかったけど、前側も噛まれており、そっちはすでにヒルはいなかったものの、血は止まらず、ズボンの裾がとんでもない流血状態になっていたなどw
わし「ふぅ、負傷者一名か・・・」
次郎「お父さん、ヒルに動揺しすぎ」
太郎「父上、この登山で何を学ばれたのですか?」
子供たちに父親の威厳を見せるつもりが、さらに評価を下げた鍋割山登山であったw
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