子供たちへの手紙:ハノイ出張編
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太郎、次郎、元気にしていますか?
お父さんは今、仕事でヴェトナムのハノイという所に来ています。
ちなみにハノイはホーチミン市よりだいぶ北です。
お父さんはてっきりペナンよりちょっと涼しいorもしかしたら寒い?くらいに思っていましたが、外気温は約40度。直射日光の当たる所は50度前後だそうで、フランスの熱波もびっくりの状況です。
特に最初に滞在したホテルのエアコンがイマイチで、朝起きるとベッドどころか枕まで汗でびっしょりでした。
7日間の出張で7枚の着替えを持ってきましたが、3日目に使い果たしランドリーサービスを頼むことになった次第です。
二人にはまだ分からないと思いますが、大人のお仕事とは かくも大変なものなのです!
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さて、お父さん、初日にATMでお金を下ろしたんですね。
こちらは少額しか下ろせない場合が多く、3回続けてMAX額を下ろしました。
物価が安いとはいえ、レストランやお土産などは急に高くなる場合があるので、ちょっと多めに持っていないと不安だからです。
で、その日のお昼に日本のスタッフからチャットが入っていたんですね。
「今日、英語の電話がかかってきました。○○(わしの名字ではなく名前の方)さんはいますか?と。とっさに、そんな人はいない、間違ってますよ、と言って切ってしまいましたが後になって考えたら、じゅごんさんの名前が○○でした」
このチャットを受け取って、もしかしたら銀行口座がロックされたかもなぁ、と思いました。
前回のホーチミン出張の時も、利用した直後に電話がかかってきて不正利用されてないかどうかの確認がありましたから。
今回はすでにヴェトナムのSIMに入れ替えてしまっていて、いつものマレーシアの携帯番号はつながりません。
ちなみに、お父さんは3つ連絡先を登録していて、一つがマレーシア携帯、もう一つが自宅、最後が日本の会社です。
ちなみにお母さんは家の電話に英語がかかってくると、何も言わずに切る癖があるので、自宅はスルーされることになりますw
そして最後の砦が日本の会社だった訳です。
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で、チェックアウトの時にダメ元でその銀行のクレジットカードを使ってみたんですね。
そしたらすんなり利用できたので、『をぉ、良かった。らっきぃ♪ きっとその電話は銀行じゃなくて別の会社だったんだな』と思って、そのまま、その足でお金を下ろしにATMに行ったんです。
PIN番号入力、下ろしたい金額の指定と順調に進んでいたのに、なぜかお金が出てくる段で、いきなりレシートのような紙が出てきて、あとはうんともすんともいいません。
デビットカードがATMに飲まれてしまったです!
ちなみに海外の銀行ではちょくちょくある話で、不正利用が疑われるとキャッシュカードが戻ってこないのです。
またこのATMは無人のもので緊急ボタンなどもなく、手の打ちようがありません・・・
お父さん、この銀行の国際デビットカードでお金が必要になったら下ろす気だったので、マレーシアリンギットもほとんど持って行っていません。
そしてデビットカードはなくなりました。
ようするに、今持っている現金(50万ドン=約2000円)であと4日間乗り切らなければならない、ということです!
幸い、ホテルとフライトは事前に支払い済みなので、次の目的地ホイアンまでは行くことができます。
ホテルは朝食ビュッフェ付きなので、朝思いっきり食べれば何とか一日くらい持つかもしれません。
ただし、お父さんが楽しみにしていたホイアンでしか食べられないグルメ&ホイアンのローカルビールが飲めなくなります!
その時です。
太郎、次郎、お母さんに買ってたお土産がふと目に入ります。
『ゴ、ゴクッ。これを白人観光客に売ればビール代くらいには・・・』
『いや、それは人として、いや、親として・・・』
『いやいや、ホワイトローズ、カオラウ、揚げワンタンは、ここでしか食べられない。このお土産はまたホーチミンやハノイ出張の際にいくらでも買える・・・』
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そして2時間後・・・
いや~、ホワイトローズ、外側プルプル、中はエビちゃんがしっかり支えて、ガーリック、オニオンも効いてさいこぅやん!
カオラウもイメージを良い意味で裏切って、麺はちょっとザラザラで汁が絡みやすく、癖になる感じ♪
揚げワンタン、大きめに作った揚げワンタンにさらに具材を細かく刻んで乗せて、このハーモニーがまた♪
しかもみんなビールに良く合うわぁ♪
いや~、ホイアンほんにええ所やぁ。
こうして夜は更けていくのであった・・・w
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