Surface Go 2 バンパー自作 — 開発記録
2026/07/10
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目次
Surface Go 2
専用バンパー自作
AIと3Dプリンタで、6回作り直して完成させた全記録
市販品には無い、うちのSurfaceだけの専用ケース。きれいに一発では作れなかった——
キックスタンドは開かない、電源は挿さらない、持つと角が手に刺さる。
その失敗と修正の全ループを、実機写真そのままで記録した開発ノート。
00企画:なぜ「バンパー型・4分割」なのか
Surface Go 2の魅力は、背面のキックスタンド。
全体をガッチリ覆うケースは、その良さを殺してしまう。そこで
外周のフチだけを前後のツメ(Cチャンネル)で挟む「バンパー型」に。
画面も背面も開けっぱなしにする。
ただしプリンタ A1 mini の造形範囲は18cm四方。ケースの外周は25cm——
そのままでは入らない。答えは四隅のL字4ピースに分割し、現地で連結すること。
設計はすべて数値から生成するパラメトリック方式にした。この選択が、
後の6回の作り直しを一瞬にする。
「テーパー3mm」「フィレット1.8」——数字を書き換えるだけで4ピース全部が作り直される。
01リビジョン履歴:6回の試行錯誤
まず「バンパーの骨格」を形にする
ネジを捨てる — 組木式ジョイントへ
キックスタンドの壁
電源の干渉 → そして「薄くして逃げる」罠
薄くするのではなく、当たる”場所”だけをピンポイントで開ける——この気づきが次で効く。
現物合わせの逆襲 — 定規で実測
手に優しく — 全周フィレット R1.8
02数字で見る試行錯誤
| パラメータ | 変遷 | 理由 |
|---|---|---|
| 側面テーパー | 0 → 3.0mm | 斜めの側面に全面密着させる |
| 連結ネジ | 8 → 0本 | 組木式でネジ全廃・出っ張りゼロ |
| ジョイント位置 ysplit | −5 → 0 → +4 | 電源・USB-C・スタンドの三つ巴を回避 |
| 継手ラップ長 | 20 → 16 → 10mm | 電源プラグのためコンパクト化 |
| 背面削り back_trim | 1.5 → 2.5mm | 薄型化の失敗 → 凹ませて解決 |
| 外周フィレット | — → R1.8 | 手当たり改善 |
| 重量(4個・PETG) | 47 → 45g | 各ピース最大137mm(18cm以内) |
03この動画で伝える2つの学び
AIは対話と修正で真価を発揮する
一発で完璧な物は出てこない。だが「ここがこう当たる」と写真とダメ出しを渡すと、驚く速さで直す。設計が数値だから修正も一瞬。
当て勘より「実測・現物合わせ」
キックスタンドも電源も爪くぼみも、全部が現物合わせで解決した。画面の中の数字だけでは、絶対にここへは辿り着けなかった。
04完成 — 実機装着ギャラリー
Rev.6 完成版をSurface Go 2に装着。ポート・ボタン・キックスタンドの爪くぼみ、
すべてが機能していることを実機で確認した。(試作色 = PETGレッド)
