Colonial Penang Museum(コロニアルペナンミュージアム)
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まだ2015年1月オープンらしいので知っている方もあまりいないと思いますが、先日飲み友達に教えてもらったColonial Penang Museumがあまりに素晴らしかったのでご紹介。
ガーニードライブからすぐ、プラウティクスからさらに内陸に入った高級住宅街にひっそりと博物館があります。
虎のレリーフが目印ですが、向かいの庭にはもっと巨大なランドマークが!
なんと、ツリーハウスです!!
今回我が家はこれを見るために来たと行っても過言ではないくらいw
まずは入場料を払います。
旅行者は、大人RM30(約1000円)、子供RM15(500円)。
ペナン在住者なら大人RM20(約700円)、子供RM12(400円)。
マレーシア在住者はパスポートを持っていけばOKです。
入場料を払って早速ツリーハウスに向かいます♪
思っていたよりしっかり作ってあり、階段などは鉄製w
上は大きなウッドデッキになっており、屋根があってそちら側には椅子が置いてありました。
将来、無人島で木の上に家を作って住むのが夢の長男は興奮しまくり♪
そしてこのツリーハウスの周りもおもろいものが一杯♪
なぜかウサギ小屋も。
しかもウサギが人になれてて、わしらが近づくとつぶらな瞳で餌をおねだりしてきます♪
そして…
ペナンで一番大きかった巨木。
落雷で2013年4月に消失したものを買い取ってこちらに移したようです。
写真では伝えきれないけど、ほんに凄い迫力というか、オーラだのぅ。
ちなみに庭と博物館をつなぐ道は、丸太を輪切りしたもので作られており、これもまたええ感じ♪
そして、いよいよ入館!
まさに、The豪邸。
友達から聞いた話だと、ここは大富豪が自分のコレクションを展示している、とのこと。
しかし豪華絢爛とはまさにこのことか^_^;
用務員のようなおっちゃんが色々説明してくれる。
この虎は日本で作られた金属製の像らしい。目は金とのこと。
白い線で「ここから入らないでね♪」というオーラを出しているものの、
おっちゃんが「入っていいよ。子供と虎で写真撮ったら?」と言ってくれたので記念撮影♪
ちなみに虎の後ろのテーブルは大統領が使っていたものらしい…
わしらが日本人だと言ったせいか、「日本製の古い壺もあるよ」といって展示品を見せてくれた。
このままだと見にくいから、といって手で持って回してくれる。
…相当高そうなオーラ出てるけど、大丈夫かいな^_^;
確かに日本の古い時代のものっぽい。
しかし、虎と記念撮影させたり、めっちゃ高級そうな展示してるつぼをそのまま手で持ち上げるって、おっちゃん大丈夫?
と思って確認したら、なんとこのおっちゃんがオーナー(正確には奥さんかも?)とのこと^_^;
どおりで豪快に展示品に触れるはずやw
おっちゃんはその後用事ができて、代わりに別の女性を説明につけてくれた♪
毎回来館者に解説員がつくのか分からないけど、とりあえず何人かそういうスタッフがいるっぽい。
ちなみにわしらが訪問したのは日曜です。
この女性も非常に詳しく色々な展示品を説明してくれて、自分たちだけで見るより10倍は楽しめたのぅ♪
ぶっちゃけ入館料、ちょっと高いなぁ、と思っていたけどこれなら納得のプライス♪
非常に有名な方の作成したテーブル、棚など。
王族や大統領クラスの方が利用していたものらしい…
棚の上のステンドグラスも某所にあったものを持ってきたらしい。
展示品のほとんどが、ただの展示品ではなく、誰々が作成した、また誰々が愛用していた、などの歴史を肌で感じられる一品たち…
すごすぎる…
木の実、木の枝(?)から作られた帆船。
作りも精緻で美しい♪
これは昔の扇風機。
でもただの扇風機ではなく、下のボイラー部分で燃焼し、熱風を発生させる、今で言う暖房機器。
クラゲの頭に似ているのでジェリーと言われているスイッチ。
館内に金、黒、2種類あるけど、昔のものが金色で、黒は最近作られたものとのこと。
階段途中にあるミラー。
夫、妻、とミラーの上のレリーフも分かれている。
ぱっと見の印象が、書いたばかりに見えるくらい、新しい感じの絵画だけど、実は1904年に書かれたもの。
しかもめっちゃでかいw
空のついたライトは、計6個。
ビリヤード台の上に設置していたものらしい。
オーナーの寝室。
絵画っぽい写真に写っているのがオーナー(婦人?)。
この写真はこの博物館オープン時に撮ったものとのこと。
チャイナドレスもすべてハンドメイド。
ちなみに説明員さんに色々日本語を聞かれ、いくつか教えました。
ハンドメイドは「手作り」など。
手作り、と言っている説明員の女性が居たら、それはきっとわしらを説明してくれた方ですw
息を呑む美しさ。
この洋館には非常に多くのステンドグラスが展示されており、教会や有名な建造物から持ってきたらしいですが、ほんに圧巻です。またステンドグラスは太陽光を浴びて栄えるので、建造物などでは5階建ての最上階などに設置するそうです。
下のテーブルは、表面がベネチアガラス、下を含めた加工を上海の方が行ったようです。
これもほんに美しぃ〜♪
木造のライティングテーブル、棚、椅子など。
これらも細かい装飾が彫られています。
もう弾ける状態ではないですが、ハープシコード、ピアノなどもありました♪
バリで手に入れたらしい、一つの木から彫られた神様の像。
よく見ると至る所に色々な動物が彫られている♪
こっちもバリ♪
この流れで、また日本w
そしてわしが今回一番気に入ったステンドグラスの総集編♪
特に田舎の景色っぽいのがツボですw
ほんに太陽光を浴びて、幻想的な雰囲気♪
最後は博物館定番、お土産コーナー。
なんと400年前のイギリスー中国の沈没船から回収したもので、割れているものを、様々なアイテムにして販売してましたw
商魂たくましい♪
でも確かに400年前の貴重な一点もの!
嫁のお母さんへのお土産に1点お買い上げしました♪
…めっちゃ小さいペンダントですがw
そして洋館を出ると、横にまたええ雰囲気のカフェが♪
丸太やでかい木が一杯で、なんか癒やされるのぅ♪
ここでミルクセーキを飲んで一心地ついてから帰宅したのであった♪
いや〜、しかし飲み友達にツリーハウスがある、と聞いて来て、美術品は興味ゼロだったけど、貴重な一品を色々見れてほんに充実した日曜であった♪
ペナン島在住の方は、一見の価値ありですよ!
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